一生に一度の結婚式。特に女性なら結婚式に憧れやこだわりが多い人も多いはず。しかし、そんな結婚式の費用って意外に高いですよね?
100~119名を結婚式に招待した場合の費用額の平均は、およそ459万円だそうです。(みんなのウエディング調べ)
私自身は、100人規模の結婚式をしました。初期の見積では500万円程度かかっていたのですが、最終的には結婚式費用を250万円に済ますことに成功し、何よりゲストの方からも「最高だった♪」「こんな素敵な結婚式は初めてだ」などのお褒めの言葉も多数貰いました。
私も色々な式場に行きましたが、見積もりを出すと500万円以上かかる場合も多数ありました。
1生に1度の結婚式ですから、費用を抑える以上に素敵な結婚式にするのが大事だと思います。今回は、素敵なのに費用が抑えられる結婚式にする方法をお伝えします♪
結婚式は一生の思い出になること間違いなし!
式場を見直す
結婚式の費用を抑える効果が高いものの1つに、式場を見直す方法があります。
私自身、式場巡りは10か所近く行ったのですが、式場によって費用も大きく変わってくることが分かりました。
結婚式を検討している人は、是非複数の式場に実際に足を運んでください。
見積書をもらうだけでなく、ウエディングプランナーがどんな人なのか、その式場の良さやゲストとして招かれたらどう感じるか?など、自分達で感じてみるのです。それが素敵な結婚式を行うための秘訣だと思います♪
式場めぐりって、料理が無料で試食出来たり、お土産にワインがもらえたりするので楽しいですよ。色々な式場を巡っていくうちに理想の結婚式も見えてくると思います☆
式場の種類によっても金額は変わってきます。以下にそれぞれの式場タイプに合わせた特徴を見ていきましょう。
ゲストハウス型
結婚式場として1番人気が高いのがゲストハウス型。ヨーロッパの王候貴族たちが華やかに集う邸宅をイメージしたような結婚式場です。近代的なヨーロッパ建築で造られていることが多く、ワンランク上のリゾート感覚が味わえます。
理想の結婚式にこの上なく近い結婚式場だと思います。しかし費用面で考えると、式場の中では最も高い部類になると思います。
私もゲストハウス型で結婚式をしました。他よりは費用がかかりましたが、後悔もなく100%満足のいく結婚式になりました★
ホテル型
ホテル型の結婚式場も人気が高いです。特に一流ホテルの結婚式になると、高級感のあるチャペルを併設している場合も多く、尚且つゲストハウス型よりも費用が抑えられるので人気という訳です。
メリットとしては、 式場・宿泊・レストランなどが同じ場所にある複合施設のため、1か所で全て済ますことが出来ます。来賓の親族や友人なんかも結婚式参加の方であれば普段より安く宿泊出来るプランを用意しているホテルが多いです。
レストラン型
レストランを貸し切って、結婚式を挙げるパターンも年々増えてきています。少人数制で、アットホームな結婚式をしたい方にはオススメです。
メリットは断然費用が安いこと。一般的なレストランだと、結婚式場のような派手な演出等は出来ませんが、最近は少人数制の結婚式を専門としたレストランも増えています。
妻や職場の地域で大々的な結婚式を挙げた後に、新郎の地元で仲良い友人を交えて再度結婚式を行う場合にも使われますね。
神社型
神社で結婚式を挙げられるカップルもいます。日本人らしい奥ゆかさを感じられるのがメリットです。そして、費用も安く済ませることが可能です。
さらに神社なので何度も訪れることが出来ます。結婚後も記念日ごとに神社を参拝できるのも素敵ですね。
デメリットとしては、屋外の為に天候に左右される場合があるということです。
ハワイやグアムで行うパターン
親族や限られた友人だけ呼んで、ハワイやグアムで結婚式&新婚旅行を済ませるパターンもあります。
費用面も、結果的にグッと安くなるのでオススメ!「少人数でも構わない」「新婚旅行とセットにしたい方」などに人気があります。
日にちで賢く節約する
安い季節を選ぶ
結婚式にも繁盛期と閑散期があります。ジューンブライドと言われるように、6月はどこの式場でも費用が高くなりがちです。
ヨーロッパでは、「6月に結婚する花嫁は幸せになれる」という言い伝えがあり、なぜかそれが日本でも伝わって6月が人気になっているんですが、日本じゃ「梅雨」ですよね?
わざわざ、高くて雨も多い6月に結婚式を行う必要は現代日本においては全く必要ないんじゃないかな。って個人的には凄く思います。
逆に7・8月、1・2月が安い季節になります。真夏と真冬ですね。
でもよく考えてみましょう。屋外でフラワーシャワーをする時などは、暑かったり寒かったりしますが、1番滞在時間の長い披露宴は基本的に室内で行われます。つまり、真夏や真冬でもあまり問題になりません。閑散期であるこの時期に結婚式を挙げることは費用も安いし大変オススメです。
私は2月の寒い時期にやりましたが、天気も晴れてて逆に良かったですね☆
六輝(六曜) で賢く節約
なぜか、日本人は結婚式になると六輝(六曜)を気にします。全くの無意味な迷信に過ぎないので、安い仏滅を選びましょう♪
仏滅に結婚式を挙げると縁起が悪いと言われますが、我が家では仏滅に式を挙げましたが結婚10年経ってもすごく幸せです♪
日程を大安から仏滅に変えるだけで、30%割引を実施している式場もあります☆迷信にとらわれず、財布の中身と相談しましょう☆
逆に仏滅なのに割引がない場合は、値下げ交渉の材料としても使えるかもしれませんね♪
自作出来るものは自作する
結婚式では、自作できるものはなるべく自作しましょう♪我が家では、カメラマン以外だいたい自作しました。
結婚式準備がかなり大変でしたけど、その分夫婦2人にとっては、より愛情や信頼が深まる良い思い出となりました。席次表やエンディングムービーなど、得意な友人に頼むのも良いですよね☆
結婚式の準備が、まさに夫婦2人にとっての初めての共同作業だと思います☆
手作りの案内状を出す
案内状はデータを渡すだけで式場が代行してくれますが、節約するには自分で手作りに挑戦してみましょう☆
式場や業者に頼むと1通につき400円~500円ほどかかりますが、自分で手作りするなら半額以下で抑えられます。
業者用や格安の文房具・雑貨用品を揃えている店に行くと、専用の用紙なども売っているので、パソコンでデータ入力して印刷するだけでOKです。めっちゃ簡単。
席次表や席次札も自作する
席次表・席次札も当然自作します。式場に頼むとこれも合わせて1セット500円~600円程度します。どちらもパソコンで簡単に作れるので自作しましょう!
特に席次札は自作して、裏にゲスト1人1人にコメントを書くのがgoodだと思います。結婚式当日は、1人1人と話している時間はないので、来てくれた感謝の気持ちを伝える絶好のチャンスです。
私は、全員の席次表の裏に新郎新婦2人からのコメントを書いて、尚且つ席次表にはクマのぬいぐるみをつけました☆これが大変好評で、皆さんから絶賛のお言葉を頂きました♪(めっちゃ大変やったけど…)
ウェルカムボードは得意な人に頼む
地域性もあるかもしれませんが、うちの地域は新婦の親族や友人がウェルカムボードを制作してくれる場合が多いです。ですので我が家でもそのようにしました。
ウェルカムボードは披露宴会場の入り口に飾り、結婚式の顔となります。自作するのが得意な人は頑張ってオシャレなボードなどを作って、結婚式を盛り上げましょう!
写真やビデオは頼むと高い
我が家では、せめて写真は綺麗な状態で残って欲しかったので、カメラマンを頼みました。その分、ビデオカメラは親族に頼みました。
ビデオカメラを業者に頼むと、エンディングムービーで当日の会場の様子が流されて、「え?さっき撮ったのにもう映像になってる!すごい!」ってなりますが、それだけです。それを我慢するだけで20万円の節約になるんですからうちは我慢しました。
ムービーも自作すると節約できる
披露宴では、新郎新婦の入場前にオープニングムービーとしてプロフィールの紹介。披露宴の終わりにはにエンディングムービーを流すのが主流となっています。
式場に頼むとだいたい1本10万円程度かかります。
これを自作すると費用を0円にすることが可能です。ムービーメーカーやパワーポイントを使っても作れますし、最近はスマホだけでも簡単にムービーが作れるようです。
友人・知人に頼む場合はお礼も忘れずにね♪
プチギフトは自作しても中身は良い物を
披露宴が終わると、最後に新郎新婦とその両親の6人で来賓者をお見送りします。その際に渡すのがプチギフトです。
式場でも頼むことができますが、これも自作すると節約にもなるし、より高価なものをプレゼントできます。
高価な物でなくても、かわいくラッピングされていると貰う人も嬉しいですよね。
以前招待された結婚式では、最後のプチギフトは飴玉1つでした。いくら節約だといっても、最後に飴玉1つだけもらったらちょっと残念な気持ちになりますよね。
実は装花はあまり豪華にする必要はない
結婚式費用で節約できるものの1つが装花です。確かに装花のボリュームが少なすぎると質素な結婚式になります。しかしだからと言って豪華にすればするほど良いという訳でもありません。
生花を減らしたとしても、造花を混ぜたり、緑を増やしたり、リボンなどでアレンジすることで節約かつ見た目も劣らない装花を作ることが可能になります♪
特に「新郎新婦の席にある装花」や「受付付近の装花」は、ゲストの目にあまり止まらないものなのでそこまで盛大にする必要はありません。
その他にも、季節の安い花を利用するなど、担当のお花屋さんと相談して費用内で抑えるのが良いと思います。
料理と引き出物は節約しない
いくら節約したいからと言って料理と引き出物を節約するのはやめましょう。2人の結婚式ですが、あくまでもゲストに喜んでもらえる結婚式を第一に考えるべきです。
特にゲストが期待しているのが「料理」になります。料理でケチってしまうと、その他の演出がいくら良くても、「たいしたことない結婚式だった」「残念な結婚式だったな」と思われてしまいます。
目安としては、料理は少なくても1人1万円以上のものを。お子さんや高齢者がいる場合はしっかりと配慮を行うこと。飲み物はビールとオレンジジュースだけというのはNGで、カクテルやノンアルコールビールなど複数選択できるフリードリンクプランにするのが絶対いいです。
デザートビュッフェはやめてもがっかりされないことが多い
料理で節約するとすれば、デザートビュッフェを無くすことです。
ある程度のコース料理になると、量も多くて、順番に出てくるので時間をかけて食べることになります。デザートにはウエディングケーキがあると思いますので、わざわざデザートビュッフェを頼まなくても、満足のいくコース料理になっている場合がほとんどです。
そのためにも料理はある程度豪華なプランを選びましょう!
オリジナリティー溢れるサプライズを作るとゲストは喜んでくれる
手作りや工夫などで色々節約出来たら、ゲストの皆さんに喜んでもらえるサプライズをいくつか用意すると尚喜ばれます。最後に私自身の結婚式で行った方法をご紹介します。
節約できたお金でさらにゲストに還元しましょう☆
宝探しゲーム
私の場合は、予め披露宴会場にいくつかカードを隠しておいて、それを見つけた人がプレゼントをもらえる宝探しゲームをしました。豪華景品があると分かると、子供よりも、大人の方が必死に探すので、結構盛り上がりました☆
宝探しゲームだけでなく、ビンゴゲームや○×クイズ、抽選会などでも盛り上がると思います。
※披露宴は他にも挨拶や余興やお色直しなどもありますので限られた時間内に終わる工夫は必要です。
トイレにも一工夫
トイレにもちょっとした飾りつけをしたり写真など飾ってみるのも喜ばれますよ。
私の場合は、女性トイレにはアメニティーグッズを置いて、男性トイレにはウコンの力を置きました♪これがまた好評でゲストの皆さんも喜んでくれました☆
これで二日酔いを気にせず安心して飲めますからね☆
結論
いかがだったでしょうか。結婚式の節約術についてお伝えしました。
私はこれらの方法で、実際に他式場の費用より250万円以上安く結婚式をすますことが出来ました!実際にやってみた満足度も500万円以上の結婚式と比べても劣っていたとは感じませんでした。(自他共に)
式場選びよりも夫婦間やそれを迎える周囲との絆・関係性の方が大いに大事だと思いました!
結婚式の費用は日常生活の金額とはかけ離れている為、どこをどう節約して良いかわからない部分も多いと思いますが、見積書をしっかりと見なおして、必要のないものや代替できる演出は安いものに変えるのも1つの節約方法になります。
他にも、和装するだけで30万円~かかるので、前撮りのみにしたり、和装は諦めるなどの節約方法もあります。
全てを節約していくと、貧相な結婚式になるので、ここは譲れないというものや金額をある程度決めてから計画していくと節約もしやすいと思います♪
一生に一度しかない結婚式ですから、最終的には金額に関わらず悔いのないものにしましょう!その上で節約は1つの手段だと思います。参考にして頂ければ幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました☆彡
コメント