2019年12月中国の武漢市で原因不明の肺炎が発生し、はや2カ月が経とうとしています。
日本では2020年1月下旬頃より急激にマスク不足になり、現在も未入荷の地域が多数存在しているのが現状です。
そんな中、2020年2月13日、日本国内初の死亡者が出てしまいました。
これから日本はどうなってしまうのでしょうか?
オリンピックは開催されるのでしょうか?
新型コロナウイルスを止める術はないのか?
そんな新型コロナウイルスについて気になる情報をまとめてみました。
新型コロナウイルスの時系列
2019年12月から爆発的な感染力で猛威を振るっている新型コロナウイルス。
これまでの経緯をざっくり見ていきましょう。
2019/12/8 | 中国武漢市で原因不明の肺炎患者が確認される |
2019/12/30 | 武漢市の医師がSNSで警告 |
2020/1/15 | 日本人初の感染者が確認される(武漢市で1/3に発熱) |
2020/1/21 | 台湾でも初の感染者が確認される |
2020/1/22 | 中国人の死者数が17人になったと発表される |
2020/1/23 | 武漢市が閉鎖される |
2020/1/24 | 関西空港から新型肺炎患者が逃げたとのデマがSNS上で流れる |
2020/1/30 | WHO(世界保健機関)が緊急事態宣言を行う |
2020/1/下旬 | ネット上や実店舗でもマスクの在庫がほとんどなくなる |
2020/2/1 | 武漢からの帰国者を支援した内閣官房職員が自殺する |
2020/2/3 | クルーズ船から新型肺炎患者が確認される |
2020/2/7 | いち早くSNS上で警告していた武漢市の医師が死亡する |
2020/2/13 | 日本人初の死者が出る |
2020/2/20 | 九州発の感染者が認められる |
2020/2/21 | 北海道の小学生2名が感染 |
日本では、2020年1月下旬頃より連日ニュースで報道されるようになり、マスクやアルコール消毒などの在庫が売り切れました。
そして2020年2月13日、日本人初の死亡者が出てしまいました。
2月12日現在、世界で4万人以上の感染者、1000人以上の方がお亡くなりになっています。
そして国内感染者も200名を超えており、第2次、3次感染者も確認されはじめているところです。
新型コロナウイルスを予防する方法
世界各地で猛威を振るい、今後日本でも感染拡大が懸念される新型コロナウイルスですが、その感染経路は飛沫感染と接触感染が主だと言われています。
標準的な予防策が何よりも重要だと政府も発表しています
標準的な予防策として基本的なことではありますが、以下の3点が大事になります。
ますは正しい手洗い方法を実践しましょう。そしてマスクも正しく着用することが大切です。
アルコール消毒も有効であると政府から発表されています。
詳しくは>>>【新型コロナウイルスの予防対策】正しい知識で慌てず感染を防ごう!に記載されています。
マスクの在庫はいつ復活する?
依然日本ではマスクの在庫切れが続いています。
日本人の感染者も日に日に増えている中、いよいよマスクの着用が必要になってきました。
ネット上では、通常の10倍~20倍以上でマスクが売られており社会的な問題となっています。
そんな中、2月6日には厚生労働省が製造会社に対しマスクの増産を要請しており、マスクの買い占め防止も求めています。
転売屋の買い占めが目立ちますが、この異常事態では絶対にやめて下さい
安倍首相は 「マスクの安定供給確保に向けた措置を講じる。来月に向けて、先月の供給量の2倍にあたる月産6億枚を超える規模へと供給力の拡大をはかる」 と発表しています。
これにより徐々にマスク不足は緩和されていくと予想されます。
マスクだけじゃなく、簡易診断キットや迅速なウイルス検出のための試薬、ワクチンの開発なども進められています
東京オリンピックは開催される?!
2020年2月現在、東京オリンピックが中止されたり延期されるという正式発表はありません。
イギリスのロンドン市長候補は「東京がダメならロンドンで行う準備がある」といった内容のコメントをツイートしています。
また、IOC委員は「開催の可否を決める期限は5月下旬だ」とも発表しています。
また、「1年延期案」も浮上してきていますが、現状どうなるのかはまだ決まっていない状況です。
このように、世界中から東京オリンピックに対する心配の声が聞こえ始めています。
日本だけでなく世界中で新型コロナウイルスが蔓延し始めていますのでオリンピックの開催はますます厳しい状況になってきました。
IOCはWHOに従うとも発表しています。
既に日本だけの問題じゃなくなってきていますので、東京オリンピックの通常開催はかなり厳しい状況になりつつあります。
今後の状況に注視していく必要がありますね。
「新型コロナウイルスかもしれない」と思ったときは?
厚生労働省のHPによると
「14日以内に湖北省または浙江省への渡航歴がある方、あるいはこれらの方と接触された方」ではない場合は、お近くの医療機関を受診してください。
湖北省または浙江省への渡航歴や感染が明らかな方との接触歴などがあり、発熱や咳などの症状がある方については、最寄りの保健所などに設置される「帰国者・接触者相談センター」にお問い合わせください。
「帰国者・接触者相談センター」で、武漢市を含む湖北省または浙江省への渡航歴や感染が明らかな方との接触歴などを確認し、発熱や咳などの症状がある方については、「帰国者・接触者外来」を設置している医療機関をご案内します。
「帰国者・接触者相談センター」は、感染が疑われる方から電話での相談を受けて、必要に応じて、帰国者・接触者外来へ確実に受診していただけるよう調整します。
厚生労働省HPより引用
とあります。
万が一感染を疑った場合は、【新型コロナ かかった場合の情報まとめ】にある通り、担当の帰国者・接触者相談センターに連絡する必要があります。
結論
新型コロナウイルスに関して、最新情報を踏まえ気になる情報をまとめました。
新型コロナウイルスの感染が日本でも拡大してきています。
現在ワクチンなどの治療薬がない状態が続いていますが、現在ワクチン開発がされています。
臨床現場で使用できるようになるまでは10か月~1年程度かかると言われていますが、正式にいつ頃になるかはまだ分かっていません。
私たちに出来ることは、慌て過ぎず、正確な情報を収集しながら予防策に徹することだと思います。
コメント