温暖化現象の影響で、エアコンは私たちの生活に欠かせないものになりました。一方で、未だに「エアコンは電気代がかかる」と思っている方も多く、また年配の方ほど我慢する傾向があるので、夏場に熱中症で病院に運ばれる方が後を絶ちません。
上記内訳を見てもらったら明らかですが、熱中症の4割以上が住宅等住居場所で発生しています。エアコンの電気代について正しく知れば、きっとこの数値は下がっていくと思います。
エアコン代は一昔前より安くなっています!
そこで今回は、ご自宅のエアコンの電気代を簡単に調べ、正しく熱中症対策に繋げる方法をご紹介します!
簡単2ステップなので、誰でも簡単に調べることができるわよ!
ステップ① エアコンのワット数を調べる
エアコンの電気代を調べる為には、ワット数さえ分かればOK。電気代=電気量(kWh)×単価(円/kWh)ですので、最終的に電気量が分かればいいんですが、その電気量を調べる為にはワット数が分かれば全て解決出来ちゃうんです。調べ方もとっても簡単。エアコンの下についているシールを読むもしくは説明書に記載されていますのでチェックしてみましょう。
エアコンを下から覗き込むと、エアコンの製造年月日や製造番号が記載されている紙が貼ってあります。その中の「定格消費電力」をチェックします。下の写真で言えば、455w(冷房)ということですね。
ステップ② 計算式に当てはめる
後は簡単。以下の計算式に当てはめましょう。
ワット数×0.001×使用時間×27(1kWhあたりの単価)
これだけでOKです。0.001を掛けるのは、ワットをキロワットにするためです。そして1kWhあたりの単価というのは、電力会社によって違いますが簡易的には27kWh(全国家庭電気製品公正取引協議会推奨の平均値)を採用しておいてOKです。上記写真の場合の単価を実際に計算していると以下のようになります。
455×0.001×1(時間)×27=12.285円
つまり、1時間あたり約13円の電気代がかかるということです。1日8時間使用したとしても100円かかりません。どうですか?思ったより安いんじゃないでしょうか?もちろんこれはエアコンの畳数が増えるとワット数も増えていきますが、だいたいの電気代を知ることで、安心してエアコンを使用し、過度に心配や我慢をしなくて済むのは大きなメリットですよね。
※正確な電気代はもう少し複雑になりますが、普段使用しているエアコンの大よその電気代を調べるには上記方法が手っ取り早くてオススメです。(他の電化製品にも同様の計算式で応用出来ます)
電力会社を乗り換える方法もオススメ
電力会社を乗り換えるだけで年間約2万円の節約効果があります。1回だけのお得じゃありません。年間2万円程度安くなる場合があるということです。
もうご存じだと尾も負いますが、2016年の4月に始まった「電力の小売全面自由化」によって電力会社を選べるようになりました。これによりCMや電気屋さん・スーパーなんかでも宣伝してますよね?
そして何より、手続きもネットや電話1本で終えることが可能。書類に記入するなどの面倒な手続きも一切なく、手続きを終えることが可能です。
電気代が高い、、、
とお悩みの方は、是非1度ご検討してみると良いのではないでしょうか。
コスパ重視! オススメのエアコン3選
結論
いかがだったでしょうか。簡単にエアコンの電気代を調べる方法をご紹介しました。これで過度に我慢する必要もなくなりますね。大体の電気代が分かってくると、我慢しすぎることもなく、熱中症になる心配もなくなりますね。
また、夏場だけでなく、1年中快適に過ごす為にも、エアコンだけでなく、その他の電化製品についても電気代を把握しておくと良いでしょう。
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